葉山で理想の住まい候補を実際に回ってみて

 

葉山の山側を中心に現地訪問

2019年5〜7月にかけて、凡そ10件近くの土地やリノベーション物件を見て回りました。その中でも、特徴的だったところを5つ地図に記してみました。

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こうしてみると、端から海側は見てないのだなと気づきます。もともと、条件として標高がある程度あって緑があって、新三種の神器の一つ家庭菜園を持つことがあったので、必然的に少し山側になります。

その中でも、比較的物件があったのが、長柄や一色地区でした。

順番に各エリアの感想を。

長柄エリア①

一番最初に案内してもらったエリアです。葉山の中では逗子から近く平坦(徒歩30分くらい)。ちょっと予算オーバーだったので、あっさりパスしていたのですが、後に再び訪れて印象が変わり候補一番手になりました。

都内への通勤、通学と郊外の落ち着きの両立を考えると、なかなかよいポジションではと思います。森戸川という穏やかそうに見える川も流れていていい感じです。

このエリアでは41坪で2,780万円の土地がありました。もう少し広いと嬉しいなと思いながらも、その土地は森戸川沿いで景色に広がりのある好立地。川の岸には、青地と呼ばれる行政が所有する余白があるため、実測の土地面積より視覚的には広く見えるのですよね。それでいて土砂崩れ、津波、洪水のいずれのハザードマップにもかかっていない。強く惹かれました。

一色住宅エリア②④

逗子からバスに乗って20分ほど。徒歩7〜15分ほどのエリアを中心に見ました。

実は②の物件が50坪2,230万円という価格で売りに出ていて、しかも正面は山を見渡せる抜けがあっていいなあと思っていました。一人で見学に来ていたので家族に相談をと思っている間に、ささっと売れてしまいました。

それでは、と④を紹介してもらいました。こちらは②の近くではあったのですが、急な坂の上。確かに富士山は見えるかもしれないけれど、できたらずっと住まいたいので老後に厳しい坂は止めておくことに。ちなみに36坪1,500万円ほど。土地の改良が必要なので追加で最低500万円はかかるそうです。

葉山大道エリア③

葉山大道はバスの本数がほぼ5分おきくらいにあって、とても便利なエリア。そのバス停を降りてすぐ、急激な坂道を登ること5〜6分のところを見学しました。確か60坪で2800万円くらいだったような。こちらも坂に日和りました。。。子どもが転がっていってしまうような急な坂でした。その代わり、景色は素晴らしかったです。

イトーピアエリア⑤

長柄エリアになるようですが、実際は山の上で登るには車・バス、電動自転車が必須かと思えました。高級住宅街で敷地にゆとりがあるお宅が多かったです。こちらはリノベーション物件を見に行きました。とっても立派なお宅が、築20年以上経っており建物の価格はほぼ0で土地だけの値段で売られているのを見て、ちょっぴりさみしい気分になりました。僕が留学していたイギリスは、古い建物の方が価値が高そうに見えましたし、実際、ロンドンのテムズ川沿いなどそういった億ションがたくさんあるのを見てきました。

最終判断

僕たち家族は、①の長柄の土地が、新たに自分たちの住まいをつくるのによいのではないかと思いました。この土地、実は3区画出ていてすでにお隣二つは売れているとのこと。

②の土地があっさり売れてしまったこともあり焦る気持ちもありますが、あまり焦り過ぎは禁物。なにせとても高い買い物です。不動産会社の方は、「とりあえず土地を抑えてしまうという方もいます」という。ただ、僕にはその判断はできなかったですね。

この土地にどんな家が建つだろうということを考えました。一つの候補として、無印良品の家に「窓の家」があり、それをこの土地に建てるならどうなるだろう、と見せてもらうことにしました。ということで、①の土地の測量図を入手して無印良品の家に依頼することに。この時点では、他に候補を持っていませんでした。(この後、選択肢が増えていくことになります)

41坪を活かして、家庭菜園が楽しめる住まいが実現できるでしょうか。予算のことが頭をかすめながらも期待は膨らみます。