ウチの土地は酸性化アルカリ性か?

今回は、土地の質の中でも、土壌ph(ペーハー)について書いてみたいと思います。

土壌phはどうしたらわかる?

以前から、菜園の本を読んでいると土地の土を改善する際には、phに気をつけよう、という箇所がありました。といっても、どうやって調べればいいのか、やはり小学生の時に理科の実験で使ったリトマス試験紙を調達しないといけないのか、とか考えながらも、面倒だなと思いがまさってやっていませんでした。

畑に蒔いた種も植えた苗も今のところ順調に育っているようですし、このままで問題ないのでは??。

しかし、母親から送られて来たエンドウの育て方をみると、エンドウは酸性の土壌を嫌います、と書かれている。育てる野菜によって、好みの土壌がある。これは、何か対策しなければとようやく思いはじめなした。

そこで、ホームセンターで入手したのが高儀の土壌酸度計です。庭いじりをし始めると高儀との接点増えますね。なかなか好印象のメーカーです(これ大手ホームセンターでは半額でしたね。。)
使い方は簡単で、突き刺して30分ほど待つことです。乾燥しすぎだと上手く機能しないみたいで、初めて使う時ちっとも動かなかったので、一晩挿しておいたら朝には反応していました。

我が家の一坪菜園の酸度

最初に測ったのは、9月に腐葉土、培養土を7:3で混ぜて耕した一坪の菜園。
結果は、ph6.0
とのこと。若干、赤の酸性側によっています。これは果たして大丈夫な状態なのか否か。

僕の愛用テキストによれば、理想はph6.0-6.5とありますので、これはちょうどいいみたいですね。一安心。土のphが大切なんて都内に暮らしていたときは、一瞬でも考えたことがなかったです。。

どうやら、エンドウのような酸性を嫌う植物の場合は、6.5-7.0が理想だそうです。

畑かプランターか便利さと全体性

畑にするか、プランターにするかいくらか迷いましたが、家族と話して、少しずつ庭全体の土質も改善していきたいから畑の方が土壌とつながっていてよいのではないか、という意見がありました。確かにその通りだと思い、エンドウ用に畑のスペースを拡張することになりました。

中性から弱アルカリ性に寄せるために、対策として、石灰を混ぜ込むのがよいようですので、腐葉土1:培養土:4に石灰を100gほど混ぜて新しい菜園スペースを作りました。こうして一週間ほど寝かせるそうです。どのくらい数値が変化するのか、また計測してみたいと思います。

庭の土壌を変えていくに向けて、変えていく指標の一つはphですが、もっといろいろあるような気がしていて、その改善の対象が何であるかも明らかにしてみたいです。

少し検索するだけでも、化学性、物理性、生物性の三つがあるみたいです。この辺りもまたこれから紐解いてみます。