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葉山の長柄に引っ越してきてもうすぐで2年がたとうとしています。
家庭菜園のある庭も、少しずつ土が肥えてきたのか、昨年よりも一段と緑が深くなりました。やったこととしては、町からもらった腐葉土を少し蒔いたことと、白詰草の種を蒔いたことです。白詰草は、予想以上に大繁殖で、大きく育っています。それでも、栄養を使い尽くすというよりは、緑肥といわれるように、白詰草は地中に栄養分を豊かにしてくれるそうです。
5月の端午の節句の頃、庭の片隅に茂っていた水仙のような葉から花が出てきて驚きました。なんと、花菖蒲の立派な姿を楽しめました。自生していたのでしょうか。土地を整理されたときには管理会社により除草剤が撒かれたので、しばらく養生していたのかもしれません。節句の時に、菖蒲の葉をわざわざ買ってきましたが、実は庭に自生していたのでした。
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その他にも、たくさんの雑草とこれまで呼んでいた草が生えています。一体、これらはなんという名前なんでしょう。これまで意識したこともあまりありませんでした。
なんとなくわかるものとしては、イタドリ、ヨモギ、ドクダミあたりはわかりますが、例えばヘッダーに掲載した紫色の花が咲く草のことは知りません。
そんなときに役立つのが、子どもが愛用しているポケット図鑑です。必要最小限の情報で簡潔に紹介されています。
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ちなみに、ヘッダーの草は、ヤナギハナガサといいます。
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少なくとも、自宅の小さな庭に自生している草花の名前くらいは把握して、雑草とは呼びたくないと思いました。
そんな中、葉山にある本屋さんで「葉山和ハーブ手帖」に出会いました。
この本自体の存在は、以前から、地域のミニコミ誌やSNSで知っていました。実際に手に取ってみると、地域の歴史を紐解きながら、地域の方々からの聞き書きによるとても貴重で親近感のわく内容でした。写真もイラストも素敵です。
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実際に、4歳の息子にも見せてみると、僕よりも普段から山や海に出かけているので、例えば裏山でこれとこれはよく見かけるよ、と教えてくれました。息子の方が、僕よりも動植物に対する解像度が高そうです。
この本を読んでわかったことは、家庭菜園の周囲にワサワサと生えてくる、ユキノシタ、イタドリ、ヨモギ、ドクダミは、全て和ハーブとして生活に取り入れれることができるということです。
植物と触れ合おうと思ってはじめた菜園を考えつつ、野草をおろそかにするというのもおかしな感じがします。
まずは庭の生態系をもう少し学んで、いずれかを食や入浴剤、アロマなど、試してみたいと思います。
参考リンク