植樹 家族の一生、木の一生

今回は、庭に二本の木を植えたお話です。

私たち夫婦は、結婚してから近い将来、シンボルツリーになるような木を植えて家族の歴史とともに成長を見守りたいね、と話していました。

木はできれば、家族や親戚と縁がある木を植えたいとも話し合っていました。

それがいよいよい実玄です。まずは二本です。
一本は、妻の祖父母が暮らした静岡県磐田市の庭から接木して育った桃。もう一本は、義理の母がプレゼントしてくれたさくらんぼの木。これまでは品川区のマンションのベランダで鉢植えで育ってきました。

これからどんどん大きく育って、私たちが木を見守るのと同じように、木も私たち一家と新居を見守ってくれるのではと思います。

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北東に向いた庭に植えられる桃とさくらんぼ。山上から、たくさんの木々が迎えているようにも見えますね。

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磐田市の旧宅に植わる桃の木と花。こちらの分身がうちに来ています。

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品川区のベランダで小さく美しく咲いていたさくらんぼの花。

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今後の計画としては、レモンの木と桂紅葉も植えられたらと考えています。

私たちよりもずっと長生きでするであろう木々が末長く生き生きと暮らしていける環境を整えたいものです。

そういえば、地域の木々が菌糸ネットワークで繋がっているという研究があるそうです。そういう観点から見ると、私たちの一家が地域の木々と緩やかに交流し始めた最初の一歩とも考えられますね。

これから、我が家の小さな庭にどんな生態系が育っていくのか、それもまた楽しみです。また、成長の過程を季節ごとにお知らせできたらと思います。