葉山に引っ越しをして4ヶ月半が経過しました。今回は、個人の身体的な変化を書いてみたいと思います。12月に健康診断がありました。そこで気がついたことの一つに、視力がよくなっていたということがあります。
目次
東京で徐々に低下してきた視力
こちらは2019年←18年←17年と健康診断の視力(裸眼)の推移位です。学生時代は、1.5が普通だったのにいつの間にか、2019年は0.1という有り様でショックを受けたものでした。
ちなみに、この頃暮らしていたのは、品川区の小さなマンションで窓はたくさんありましたが、外眺めるということは1日で天気を調べる時くらいで、それは眺めるというより一瞬見るというくらいでした。
視力が1.2まで回復!
2020年12月に引っ越し先で健康診断を受けました。
すると、なんと右1.2と左1.0まで視力がよくなっているではありませんか。自覚は、少し前からあって、かすみ目がほとんどなくなって目のピントも合うのが早くなっているなとは感じていました。
確かに、新居では窓が多く、そして大きくて、遠くの景色を眺めることは増えました。空が広くて、雲や星を眺めることもあります。散歩中も、少し先にある山を眺めながら歩き、畑の野菜を見て歩きます。海は、行っても週に一回くらいなので、それほど目に影響してはいないとは思います。
しかし、郊外に引っ越すと目がよくなるという事例はありうるのでしょうか。簡単にGoogleしてみると、興味深い事例が。実体験でお二方のブログが興味深かったです。そして、医師の方の視力に対する記事も参考になります。気づきとしてあったのは次の点です。
近くと遠くを見るバランスが目にとっては大切。
長時間近くのものを見続けていると、毛様体筋はずっと緊張した状態が続くため負担が大きくなります。時々近くから目を離し、遠くを眺めたり、目を上下左右に動かしたり、ぐるりと回転させたりしましょう。[Medical Tribune]
この医師の方の内容は確かにそうだよな、と納得できるものです。しかし、それを生活習慣の中で実践しているかというと、意識はしていなかったのですが、仕事環境が変わったことに気が付きました。それが、次の方のブログです。
仕事机を景色が見える窓際に置くこと
こちらの「田舎暮らしで目が良くなる!?実録、視力回復方法。」の執筆者が仕事机を置く環境について書かれています。
まさに僕の仕事机は、北西の川と山に向けて開いている吹き抜けと大きな窓側に設置されています。近くの、23インチモニターと、遠くの山を交互に見るのに適した環境になっています。実はこれがよかったのか、と感じています。
なぜなら、1時間おきに遠くを見ましょうと言われても、実際に実行するのは難しいものですが、ずっと留まる環境がそれを自然にしやすい場所であれば、自ずと実行していることになります。
郊外に引っ越した人の中でも生活環境によって視力への影響は違う
こちらの方の執筆も拝見して、さらに同じ環境で暮らしていても、目の使い方によって視力への影響が異なることがわかります。最初のリンク先で医師の方が述べてらっしゃるように、ただ緑をみているだけでは目にプラスの効果はあまり期待できない、ということだと思います。
実はあるのではと考えている検査機器との相性
ここまで書いてきて、これを言ったら元も子もないですが、実は検査の機器との相性もあるのでは?と思っています。と言いますのも、前回までの4年間(@品川区の大崎)と今回の検査機関(@逗子)は違いますし、機器も違います。厳密に同じ条件での測定ではないのです。うーん、これは科学的には比較が難しい(笑)ちなみに、機器はどちらも、二つの穴を覗き込んで実施するものですが、品川の時はレバーで方向を入力するタイプ、今回は検査士の方に口頭で伝えるタイプでした。(想像すると、口頭で伝える方が見えにくいものを見える!と伝えにくく、悪くなりそうな気もしますがそうはなっていないですね)
実際、昨年、視力が0.1まで低下したことで眼科を受診しました。結果としてはもう少し視力は良くて0.7程度はあったのです。品川の検診機関でで使われていた機器は、どうも見づらいという印象がありました。
それでも、実感としての視力というものがあります。ここのところ目が霞むなあ、とか目が疲れているなあ、とか。品川にいるときは、そんなことばかりでした。
葉山に来てからは、明らかに目のピントが合うのに時間がかかるということがなくなりました。やはり、それは僕の仕事環境が自然を眺めることができる大きな窓と気分転換に出られる庭、いつまででも眺められる夜空の星、と生活環境が一変したことが大きいのだと考えています。
今回は、葉山暮し4ヶ月目にして気がついた視力への好影響について書いてみました。太ったというネガティブな点はありますが、目がよくなったというのはとてもポジティブな変化で嬉しいです。