パートナーを見つける
実現したい暮らしを具体化できたら、次は相性のよいパートナーを探すことが大切。
私たちは理想の住まいづくりには、やはり家も庭も自分たちでこだわって作りたい、という思いが強くなりました。それは注文住宅を意味します。
そこでまずは場所を探し出さないといけません。
ここ10年ほどで、不動産会社も面白いところが増えてきたように思います。たとえばR不動産は、ユニークな土地や建物を仲介しています。
以前であれば、不動産は機能的な評価で駅から徒歩何分、広さはどれくらい、正方形化台形か、坂があるかいなか、などの情報が中心に値段という価値で評価されてきました。今でも、多くはその方法で不動産は紹介されています。
しかしR不動産のように、その不動産が持つユニークさを長所として物語化して精神的な価値を高めるスタイルも増えてきているのです。
逗子葉山のユニークな不動産屋さん
逗子、葉山、鎌倉あたりだと、僕がネットで調べた限りでは、エンジョイワークス、純粋リアルエステートの二社は、かなりユニークなスタイルで物件を紹介しています。(小田原では旧三福不動産がユニーク)
実は、レインズという不動産業者が使うデータベースを見れば、土地はどこの業者でも取り扱いができることがほとんどです。
地主と直接やり取りしている地場の不動産会社は、そこに登録される前から物件の情報を掴んでいるため、情報が早かったり、めぼしい顧客にすぐに紹介するためシステム上に上がらない可能性もあるにはあります。
しかし、レインズに載っている物件は、仲介業者の紹介の切り口次第で全く違った価値に思えてしまうから不思議です。
私たち夫婦は、妻の友人が土地取引でたいへんお世話になったという話を聞いて純粋を尋ねてお世話になることになりました。やはりそこは信頼できる人の縁です。
想いをもとに語り合えるか
先日記載した私たちの実現したい暮らしが詰まった用紙を持参して、じっくり対話することがはじまりました。
便利に暮らしたいではなく、自分たちが思い描く豊かさを実現したい、わけなので自ずとこれまでの暮らし、家族のこと、仕事、これからの人生のことなどなど一度すべてお話しました。
便利な暮らしをしたいだけなら、職場までの通勤時間と予算を条件に絞り込めばよいので簡単といえば簡単です。
初回はほんとに長かった!思いの丈を語り、町を見に出て、また語るの6時間でした。ほんとにありがたいことでした。
ぜひ純粋リアルエステートのWEBを覗いてみてください。そこには詩人のようなお二人の世界観があります。住まいを考えるとは、もしかしたら詩的な行為なのかもしれないなと思ったりしました。