地植えにして環境が変わったからか、今年はさくらんぼが一つしかなりませんでした。昨年はもっとたくさんできたのに、不思議。
来年は、慣れてたくさんなるでしょうか。こうした順応を観察するのも興味深いです。植物を見ていると、時々人と重ねてみてしまう時があります。
さて、貴重な一つは、子どもがさっと採って食べました。こうして地のものをいただくことで、僕らもこの地と少しづつ繋がっているのだと思います。
もともとこの土地にあった土、堆肥として熟成させた土、葉山の庭木が剪定されて熟成された培養土など、さまざまな成分がさくらんぼの木には新しく、順応の負荷がかかりながら一つの実をつけ、それをまた僕たちがいただく。食べることに意識を向けると、土壌や環境に目が向きます。
さて、次の日、実家の庭から採れたものがたくさん送られてきました。そのうち、こちらからも育てたものを交換できるようになったら嬉しい。