IAMASでの研究

4月からIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の博士後期課程で研究をはじめます。

TAKT PROJECTに誘われ参加していた東北フィールドワークで出会う畏敬や畏怖の念、また、彼らが自主制作で立ち上げるEvoking Object、さらにクライアントワークとして関わっていた情動に関する人文科学的なリサーチが、僕の研究の心に火をつけました。

昨年(2023年)4月に構想を練りはじめ、進学先を調べ、通っている人々に話を聴きました。そして出た結論が、科学的知性と芸術的感性の両視点で超領域横断を謳うIAMASこと、情報科学芸術大学院大学です。

研究計画をAwe(畏敬の念)を引き出すメディア体験に定め、準備を進めていきました。しかし、遅々とした準備状況で出願は入試最終回の2月になりました。ぎりぎり滑り込むことができました。間に合わないかなと思ったこともありましたが、このタイミング逃すとスタートが1年遅れることになり、そうすると、もういいかなとなってしまいがちかなと。とりあえず、受け入れてもらえてよかったです。

先日、入学式と歓迎イベントに出席し、その場のエネルギーに衝撃を受けました。開会の儀式で、打ち鳴らされたドラの爆音で何かの扉が開きました。

長い旅路になりそうですが、仕事や子育てしながら粘り強く走りきりたいと思います。

関心キーワード
・Awe(畏敬の念)を引き出すメディア体験
・Research through design
・超領域横断

I have begun my research in the doctoral program at IAMAS (Institute of Advanced Media Arts and Sciences) this spring. I was deeply moved by the energy at the entrance ceremony and welcome event I attended yesterday . The booming sound of the drum at the opening ceremony felt like the opening of a door for new life. Despite juggling work and parenting, I am determined to persist and make it through.