我が家では、8月の下旬からバクテリアdeキエーロというコンポストを使っています。
さて、実際にはどのように使っているかといいますと、ステンレスのケースに生ゴミを数日貯めておきます。これが蓋付きで臭わず、あればすぐにきれいにもなるので結構優秀。
ゴミがいっぱいになったら、キエーロ に20センチほど穴を掘ります。
穴をあけたら、あとは生ゴミを投入して、スコップでできるだけ細かく切ります。ザクザクと。細かくするとより早く分解が進むようです。あと、コツとしてはバクテリアが好きな油や肉を十分に投入することも大切。夏場なので、三日ほどで分解されて、サラサラの黒土が残ります。二酸化炭素になって消えていくのだそうです。
すっかり我が家の風景の一部となったキエーロ。
よく見ると、黒土から発芽している!
食べ残した野菜の種が栄養満点で暖かいキエーロ のなかで育っているのです。残念ながら、これらはゴーヤ、カボチャ、トマトといった夏野菜なので、これから晩秋、冬を迎えるので成長には限界がありますね。
キエーロ がいいところは、こういった些細な循環を日常的に目にすることができること。2歳児も、キエーロ を開けるとシャベルを持ってお手伝いにきます。
こうして発芽したものは、隣の土に移し成長を観察しています。もう一ついいのは、こうやって頻繁に開け閉めしても、夏場でも臭いは全くといいほど出ていません。
都内に暮らしていたときと、大きく違う変化の一つです。
もしかして、種をキエーロ にまいて発芽させる苗床として使えたりして。それはまた春に実験してみたいです。