お1才児が22時に寝ている!
生まれてから1年あまり寝る時間が21〜22時の間と、子どもにしては遅すぎることは自覚してきました。しかし、なかなか早寝に変えることができないでいました。
保育園の先生にも相談したことがあります。その返答としては、最近の子どもたちは親が忙しいこともありみんな寝るのが遅い傾向にあります。お昼寝も含めトータルで何時間寝ているかが重要ですし、親と子のコミュニケーションの時間があることも大切、とのことでした。
ちなみに、1才児に必要な睡眠時間は、12〜13時間と言われています。(「『子育て』の正解」、P51)
そのアドバイスに納得しつつも、このくらいに寝ると、朝の機嫌がよくないこともありますし、保育園についても眠そうにしています。このままではいけない!と、改革に乗り出しました。
目をつけたのは入浴時間です。寝る時間が遅くなるのは、入浴時間が20時30分から21時と遅いことが原因になっていることはわかっていました。これを思い切って前倒し、保育園から帰宅した直後の18時30分ごろへと試みました。
18時30分に子どもを入浴させようとすると、18時には帰宅してお風呂を沸かす準備が必要ですので、大人の働き方改革にもつながっています。
自然と眠くなるための入浴
「母の友」2019年2月号はおふろ特集を組んでおり、参考になる記事がいくつかあります。
お湯の温度は38度が適温らしい
我が家は追い焚きできない風呂のため、冬は44〜45度に設定しています。ちょうどいれている最中に下がるだろうと思っていますが、実際大人でも入るときにちょっと熱すぎやしないかと思うので、42度程度はあると思われます。
我が子も、入ったときにしばらく固まってしまっている様子なので、ほんとはこの温度は適温とはいえないはずです。そこで導入したのが、水温計。客観的に数値を抑えるに限ります。追い焚きできないので、はじめを熱めにしておこうとするのは、大人の都合ですね。ピジョンの水温計を購入しましたが、うちの子も気に入って喜んでいます。
10分程度が目安
お風呂で遊んだり、おっぱいをもらったりしていると10分なんてあっという間。お風呂の中でも汗をたくさんかくので、長風呂は禁物です。入浴前に水分補給しておくとよいそうです。
ちなみに入浴後、身体が冷めていく段階で眠くなっていくようで。90分後くらいに眠気のピークがくるとのことです。
1秒も目を離さない?!
「母の友」によると湯船の中にいれたままの状態では一秒も目を離さないようにする、とあります。しかし、仮に二人で入っているとそれでは髪もあらえません。それではと、湯船から出しておくと、石鹸やシャンプー、排水口の蓋を外したりといろいろいたずらがはじまります。
僕は、数秒程度目をつむって髪を洗っていましたので、一秒は極端な例だよね、と妻と話したのですが、息を十分に吸っていない状態で水中に倒れると危険とのこと。なるほど。
ということもあり、急に転んで湯船んに倒れる可能性があることを前提に髪を洗うことにしています。歌が唄えるようになったら、歌を唄っていてもらえば聞こえている間は安心なのだと記されていました。歌を唄いはじめたら、またかわいいでしょうし、楽しみが増えます。
21時までには寝られるようになった
お風呂時間を前倒したことにより、早ければ20時30分、遅くとも21時と就寝時間が大幅に早まりました。夕食をいただいたら、間接照明にして暗くすると、大人でも眠気を感じはじめます。
かといって早起きができているとも思いませんが、朝起床時にとってもご機嫌です。それだけ、22時前後に寝ていた頃は睡眠時間が足りていなかったのかもしれません。
入浴時間を18時30分あたりにすると、18時には在宅し準備を始める必要があります。これは、場の裁量がある働き方をしていないと難しいかもしれませんが、できると全体的に生活を前倒し早寝早起き生活への第一歩にできる可能性があります。
難しければ、食事の前にお風呂に入れるという順番を重視して実践してもよさそうです。結局、ご飯を食べた後にのんびりしていることで入浴時間が遅くなるというのが、我が家の反省だったからです。
デメリットはあまり見当たりませんが、幼児は食事で着替えたばかりの服を汚すことくらいでしょうか。寝る時間を早めたいけれど、なかなか実践できていない方、お風呂時間の前倒しはおすすめです。