我が家で勝手に薬学の道と呼んでいる星薬科大とTimes駐車場の間にある細道。旧中原街道から一本だけ奥まったところにあり、通行人は地元の人ばかりである。もしかしたら私道かもしれない。
薬科大の正面門の脇から入って、大学側面に沿って歩いていくと入り組んでいて迷いそうになるが武蔵小山方面にも出ることができる。途中で故・池波正太郎さんのお宅方面にも出られる。
このひっそりとした道には、たくさんの木々が植わっており、おまけに静かなのでここだけ町の中から外れたプチ森林浴が可能である。木にはちゃんとネームプレートがしてあるので、計画的につくられた道なのだろう。(スダジイのプレートがいつも目立つ)
このように冬には紅葉が楽しめるし、新緑の季節には若葉の淡い世界を楽しむことができる。
わざわざ来るところではないかも知れないが、僕は好きな道でちょくちょく通っている。若い人も見かけないので学生さんもこちらには来ないみたい。
薬科大の中にある学食らしきラウンジが、この道から見えるから景色は中からも楽しめるはず。もし、ここに椅子とテーブルがあったら、コーヒーでも飲みながら少し本でも読んだり、あるいは小さな小屋があったらいい感じのオフィススペースになるかもしれないなど勝手に妄想している。
駐車場の壁や大学の敷地で隠れた個人的な名所である。旧中原街道の拡張工事の影響を受けないことを願うのだが。。。