五反田を抜け、港区へ入り消防署の隣あたりにある木々。
広く空いた場所なので、過去に何があったのか調べてみると高輪の公営住宅が複数棟建っていた。
Google Mapは過去の写真を振り返ることもできて便利。
そのころこの道からは、木々は見えず、木々もこちら側を直接みることはできなかった。
せわしく通り過ぎる我々からは、木々の生育は緩やかに見えるだろう。しかし、その地に長らく根を張り、人間とは違う時間軸で生きている木に、高いところから観察されているように思えてならなかった。
樹齢の割りと長い木を眺めていると、路上を観察しているつもりが、逆に観察されていると感じることが多々ある。
木は、きっといろんな風景を知っている。