新しい保育園での、慣らし保育がはじまりました。
今日は、登園初日。
木々や川を眺めながら徒歩10分ほどにあります。
川には、すばしっこい魚がいてなんだろうね、と話しながら向かいました。ウグイかオイカワかな。
初日なので、2時間だけの登園です。当然、2歳ですから不安そうな表情もしましたが、ちゃんとここで遊ぼうとしている姿を頼もしく思いました。
実は、葉山では保育園が慢性的に不足していて、来年春まで自宅保育を覚悟しての引っ越しでした。(2歳児は春の時点で30人の待機児童とのこと)
しかし、本当に幸運なことに8月から第一希望だった認可保育園に通えることになりました。この出来事には、夫婦で嬉しいびっくり。決まったのは、まだ先週のことです。
引っ越しを考えていた一年前は、とにかくこの点が心配で大丈夫かなと思ったものでした。昨年11月にこの葉山の園に見学に行って、方針への共感と、木のよい香りと肌触りのある環境に魅せられ、ぜひお世話になりたくて理事長宛に長い手紙を書いてしまったりもしました。(町の管轄なので入園が有利になるわけでもないのに・・・)
そのような中、当初の心配は、新型コロナの登園登園や外出自粛期間があったことで考え方が変わり、なんとかなるかもと考えるようになっていました。
確かに自粛で子どもが一緒にいる生活もかなり日常になりはしました。しかし、家族以外の交流が日常的にあった方がいいと思うことや、そうは言っても仕事が立て込んだ時の厳しさを考えると保育園はあった方が絶対にいいには違いありませんでした。
「あんまり心配しないで、保育園の状況は毎月変わるから」と何人の方から助言をもらったりもしました。そうは言ってもねえ、と思っていました。もしかしたら、3歳でも入れないかも・・・。
でも、奇跡的にもちゃんと入れたのです。保育園や役場の方からも、非常にレアケースとのこと。
今度の保育園は、山に囲まれた自然豊かなところです。食べることをとっても大切にしていて、園も木造で素足が気持ちいい。東京の品川でも、本当に素晴らしい園でお世話になっていて離れ難かったですが、ここならきっと安心して転園させられると思っています。
「山や海を駆けまわりますので、卒園する頃には随分たくましくなりますよ!」と園の先生に言われました。3年後、親よりずっとたくましくなっている子もの姿を想像しながら、夏休みの空気感が漂う、初日の道を一緒に歩きました。